ベトナムでは hoa phuong(ホア フォン)と言います。熱帯から亜熱帯地方の各地に街路樹や公園樹として植栽されており、高さは9〜13メートルほどに大きくなり 、傘状の樹冠になる落葉高木です。

ベトナム人にとっては、鳳凰木の花は日本人にとっての桜のようなものです。

5月の終わり頃になると咲きはじめます。アッという間に散って行く桜と異なり、一ケ月の間くらいは真っ赤な花が咲き続けます。

たくさんの蝉がこの木にとまってジ〜ジ〜と鳴く声を聞きながら、燃えるような花を見上げていると、「すぐに夏休みになるなぁ」という気持ちになり、またそのあとは学校の卒業式が近づき新学期が始まるので「同級の友人たちとお別れだなぁ・・・」という気持ちになった子どもの頃を思い出させる何とも言えない懐かしい思いを持たせてくれる花です。